バレンシア留学体験記6:外国人友だちとの付き合い方
同じクラス&学校の留学生と仲良くなろう!
スペインに行ったら、スペイン人とたくさん交流して、すぐにスペイン人の友だちが出来て、もしかしたらスペイン人の彼氏・彼女も…なんて事はみんなが思うんですが、まずはクラスメートや学校の友達と仲良くなってスペイン語の会話に慣れましょう。
日本人少な目のバレンシア、まずはクラスで友達を作ろう!
バレンシアの語学学校は日本人の割合が少ないので、自然にクラスメートや学校の友だち=外国人になり、自然にスペイン語を話す環境が増えると思います。留学当初は同じクラス=同じスペイン語レベルのクラスメートなので難しい話しは出来ないかも知れません。
でも反対に難しい単語も文法も必要なく、自分のスペイン語レベルに合ったスペイン語会話の練習ができます。これって委縮しがちな初心者には無理のない勉強法ですよね。
タイトルに「外国人友だちとの付き合い方」なんて書いてしまいましたが、秘訣は特にありません。普通に「どこから来たの?」「名前は?」って話しを始めればいいんです。
語学学校の休憩時間は大事な会話の時間
語学学校はかならず授業と授業の間に休憩時間があって、クラスで連れ立ってお茶をすることが多いです。
この休憩時間や授業中のグループワークやペアワークで気の合う人を見つけられると、自然に学校が終わった後や週末に一緒に何かしようよと予定が入るようになり少しずつ世界が広がります。
会話が英語ばかりになってしまったら?
どうしても英語での会話が多くなりがちで居心地が悪い時は、思い切って「英語は苦手だからスペイン語で話そう」ってひと言。
やっぱり英語が得意な人はもどかしくなって英語に逃げちゃう場合があります。でも英語が話せないからって萎縮することはないんです。ここはスペイン、英語を話すクラスメートもスペイン語学習者。スペイン語で話そうって堂々と宣言してもいいと思います。それでも引き続き英語で会話を続けられたらどうするか…この人とは合わないんだって思って他の友だちを捜せばいいと思います。合わない人とは、付き合わなくても大丈夫。無理をしないこと!
スペイン語初級でも心も話しも通じることがある
私はスペイン語がかなり初級でバレンシアでの留学生活を始めました。でも言葉は殆ど通じてないのに仲良くなりたいなーって思う人がいて、大体こちらがそう思うと相思相愛(?)の場合が多かったです。
私と仲の良かったクラスメート達のスペイン語がどれぐらい酷かったかと言うと、外国人に対するスペイン語教育のプロであるはずの学校の先生が私たちの会話を聞いていて「まったくあなたたちの話が分からない」と言われたレベルです。
本人達は至って真面目で話しも通じていたんですけれど。これはある程度心も通じ合っていたからかな? 相手の事を知りたい、理解したいって気持ちが双方に強かった。
外国人の友達が出来て、スペイン語で話す機会が増えるとスペイン語を話すことに抵抗がなくなり、2ヶ月を過ぎた辺りから少しずついつも行くカフェやバルの店員さんに挨拶をしてもらったり、市場でスペイン語を使って簡単な会話が出来るようになりました。夜遊び時のナンパの常套句「スペイン語上手だね!」も、すごく励みになった時代です笑。
でも同居人のR君やA君以外にスペイン人の本当の友達が出来たのはまだまだ先の話…。