日焼け

スペインに来て驚いた事:その1 スペイン人って面白い

カルチャーショック?スペインと日本は違いすぎる

物事が思ったように進まない(ようは要領が悪い、無駄が多い、遅い)なんてのは十分予想範囲内でしたが、スペイン在住歴が長くなっても「それってどうなのよ!」と、突っ込みたいこと満載のスペイン生活です。

当然スペイン留学をスタートした当時は驚きの連続でした。

明らかに外国人なのに物を尋ねる

周りにたくさん人(スペイン人)がいるのになぜ外国人の私に聞くの?と、目が点になった事が何度もあります。

道案内や今何時?と言った質問も多いけれど、スーパーなどで背の低いおばあちゃん達に「アレ、取って」と頼まれることや、街中でアンケートに答えろと捕まることも日常茶飯事。

日本だったらまず周りを見て(差別ではなくて、効率を考えて)外国人と日本人がいたら、絶対日本人に話しかけますよね?

50才ぐらいまではみんな「女の子」

「あそこにいるchica(女の子)に聞いて」と言われたので、振り向いて指をさされた辺りを探しても、「女の子」はいない。いるのは50才ぐらいの立派なセニョーラ(英語だとミセス、ようはおばさん)。

そうなのです、スペイン(バレンシア)では50才でも「chica」(女の子)と呼ばれる事があります。そして女性はいつまでも女性らしくおしゃれに気を遣います。その「おしゃれ」がいけているかはともかく。70代でもビキニ&マニキュアは真っ赤の国、それがスペイン!

日焼けしているね=美人&イケメン

昔、会社の同僚に「焼けたね」と一言感想を言ったら、「ありがとーーーー!」と大喜び。別に綺麗だねって言ったわけでもないんですが、スペインでは小麦色の肌=美人&イケメン率2割増しぐらいなので喜ばれたようです。褒めるところがない会話の糸口がつかめないなんて時には、「焼けた?」と聞けば間違いないかも(笑)

余談ですが、日本人をはじめとするアジア人の美白対策(日傘やアームカバー)は時としてスペイン人には異様にうつるようです。でもヨーロッパでたまに見かける病的に日焼けしている人々は日本人の私にはかなり異常に見えるのでおあいこかなー?

ゴミのポイ捨て、犬の糞を拾わない、トイレが汚い

私が嫌いなスペインでよく見かける光景。

家の中は完璧と言ってもいいぐらい綺麗にしているスペイン人は多いのに、一歩自分の城から出ると公共の場は自分の家ではないので汚し放題の人が多いのです。自分のアパートのバルコニーからテーブルクロスをはたいて道路にパン屑を落としている人も!

公共の場のトイレも汚いです。便座に座る何て言うのはありえないので、腰を浮かせて用を足すことになります。鍵やトイレットペーパーがない事も多く、ひどいところは便座がなく便器のみ。床にはトイレットペーパーも散らばっています。最近は鍵・トイレットペーパー・便座なし問題はかなり解決を見せていますが、相変わらずトイレの使い方は汚いです。

そして極めつけ、手を洗わないスペイン女子大勢います。用を足したあと手を洗わずにさっとトイレから出ていきます。コロナウイルス収束後はぜひぜひ手洗いの習慣が根付いて欲しいものです。

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