バレンシア留学体験記7:留学中の勉強法(初級編)

スペイン語レベルは初級で留学スタート

スペイン留学当初のスペイン語レベルは初級。
学校で1日4時間/週20時間のスペイン語クラスを受講(+初めの頃は毎日1時間のプライベートレッスン)し、授業後はR君&A君と住んでいたアパートに戻り昼食。少し休憩をしたら宿題+復習。

大体当時の家での勉強時間は少なくて2時間、多い時は4時間で復習+宿題のみで正直予習までは手が回りませんでした。

こんな感じで中級レベルに到達するまでは学校だけではなく家でもよく勉強したと思います。ここではスペイン語初級だった留学当初の勉強法公開します!

スペイン語勉強法初級:文法

初級で大事なのは、動詞の変化になれること。

スペイン語の動詞は主語によって語尾が変化するので、-ar、-er、-irで終わる動詞の基本の活用を覚えるために、その日教えてもらった単語で何度も何度も音読して暗記。語尾の変化が不規則の場合はそれも音読。現在形が終わったら、点過去、線過去、未来…とどんどん続いて当時はエンドレスな気がしました。

初級では難しい過去形の使い分けや接続詞については習わなかったので、ひたすら動詞の変化に慣れることを自分の課題にしました。

スペイン語勉強法初級:単語

スペイン語学校のテキストやプリントに出てきた分からない単語や授業の後に忘れてしまった単語はもう一度辞書で調べます。その日に習ったことは必ずその日のうちに調べるのを課題にしていました。

私は目印のために辞書で調べた単語には色鉛筆でマークをつけ、重要そうな単語は小さなノートに書き写し、何度か口に出して発音の練習もしました。スペイン語の単語は発音通りに綴るので、あえてスペルの練習はせずに発音で覚えていく方法です。

新しい単語が次から次へとでてくるので、到底全部は覚えきれず何日か後に同じ単語を調べることもしばしば。今当時使っていた辞書を見返すと、なんでこんな単語分からなかったんだろうと懐かしくなります。ちなみに辞書は、使いすぎて真ん中から割れました!

スペイン語勉強法初級:会話やリスニング(聞き取り)

スペイン人とのスペイン語会話はアパート同居人R君&A君と家での会話がメインでした。夕食時はR君もA君もすごいスピードでスペイン語で会話をし、時々私に話しをふってきます。1回では分からず、何度も聞き返してしまうスペイン語レベルですが二人はそれでも根気よく付き合ってくれました。一緒に生活をしていたので彼らから家電、台所用品、家具、食べ物などの生活に必要な単語も少しずつ吸収。

夕食後はA君が私と食卓に残り、「今日は何をしたの?」と会話の相手をしてくれることが多かったです。(R君は彼女に会いに行ったり電話したり。A君は彼女とは週末しか会えない生活)そんな時は「¿Qué es ○○?/ ¿Qué significa ○○?」って疑問形をフル活用し、色々教えてもらいました。

R君もA君も大学生だったけれどスペインでは大学生のアルバイトが一般的ではなかったし(仕事がまずないので)、勉強も忙しいので平日は夜遊びすることも少なく、夕食後はテレビ観たり一緒に過ごす事が多かったです。

初心者や初級レベルにお勧めなテレビ番組

テレビ番組で一番簡単だったのは、天気予報とハリウッドのアクション映画!

天気予報はスペイン各地がテレビ画面に映るので地理の勉強にもなるし、毎日同じ単語を繰りかえしお天気マークがテレビ画面に映し出されるので天候に関する単語は自然と覚えていきました。

当時のスペイン語力では映画のあらすじは映像から想像するレベルでしたが、映画の中で分かる単語があるとすごくうれしかったのを覚えています。ハリウッドのアクション映画が一番簡単でした。反対にスペインのコメディ番組は初心者&初級レベルには難し過ぎるのでそういう時はBGMだと思って、居間で一緒で過ごしながらも他の勉強をしていました。

よく分からなくてもラジオで音楽番組を聞いたり、テレビをみたりと耳をスペイン語に慣れさせるのが大事だなと思ったものです。

関連記事一覧