バレンシア留学体験記5:日本人との付き合い方

日本人は避けた方がいい? スペイン語の勉強に日本人は妨げ?

「留学中はどんな風に他の日本人学生や現地で出来た日本人の友人と付き合えばいいですか?」、「学校に日本人がいる方がいいですか?」、「日本人同士でかたまりたくないけれど、どうすればいいですか?」、「日本人とはなるべく話さずスペイン語だけで生活するのは可能ですか?」という質問をよくされます。

私が留学経験を通して学んだのは、日本の生活では知り合うことのない世代やライフスタイルを超えた出会いがあるという事。気が合う人とは仲良くしてたまには日本語で思いっきり会話を楽しんでもそれ位でスペイン語力は落ちないという事。

「日本人とは日本語では一切会話しない」なんて気を張りすぎてストレスを溜めないように!

日本人同士の助け合いも悪くない

スペイン語が話せるようになりたい・スペインが好きなのでなるべく長く滞在したい・DELE試験に合格したい…など似たような目的を持ってバレンシア留学している日本人同士は、いざと言うとき頼りになると痛感しました。

特に長期学生ビザを取得してスペインにやってきた学生には、日本で取得した学生ビザを学生証(Tarjeta de estudiante)に切り替える作業が待っています。必要書類を集め、学生証の申請書類に記入。次は申請のための予約をとって、申請場所を確認して…。

当サイトが提携する語学学校では、申請に必要な書類の説明や警察署の場所についての説明はきちんとしてくれます。でも私が当時通っていた学校は在学証明証などは快く用意してくれたものの、学校側が学生証に関してまったくの無知で申請場所さえ把握していませんでした。

困っていた私を先に申請作業を済ませた日本人留学生が助け舟を出してくれました。私も先輩達に続いて(?)その後留学してきた日本人にTarjeta de Estudiante申請のアドバイスや、銀行口座を開くお手伝いをしたこともあります。

大事なのは日本語だけで生活しないこと

日本人との繋がりを大事にするのはいいけれど、現地の日本人を片っ端から捜し、日本人だけで遊び、日本語でYoutubeを見て…なんて生活では、やっぱりスペイン語力は伸びません。
バレンシアでの生活やTarjeta de Estudianteやビザの更新について思わず何でも教えて、教えて!とやりすぎると自分で調べて…と嫌がられてしまう事もあります。

メインの言語はスペイン語、日本語はあくまで困った時や息抜きに使う言葉と決めておいた方がいいかも。何事もほどほどが大事!

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