スペイン留学前に日本で済ませておく手続きや準備
スペイン留学に出発する前に必要な準備は7つ!
スペイン留学を決めたらいくつか日本でやっておくべきことがあります。ネットでは解決しないことも多いので注意!
手続きや健康の事だけではなく、日本に残していく家族が安心して送り出せる準備も大事です。
歯医者で治療を済ませる
スペイン長期留学予定の方でスペインに来てから再度こちらの保険に入っても、歯科はほぼ保険対象外です。
スペインで虫歯治療はスペインでは1回60~80ユーロかかりますし、全てスペイン語での治療となります。不安がないように治療を終えてからスペイン留学に出発しましょう。虫歯はなくとも親不知が痛むことがあるなら日本で抜いておくことをオススメします。
持病がある場合は診断書の用意
かかりつけの医師に留学する事を話し、多めに薬を処方してもらう事、また病歴や処方薬についての英訳や英語の診断書を書いてもらい、スペインに持参しましょう。
スペインにも英語の通じるお医者さんはいますし、話すのが苦手でもほとんどの人が英語の診断書は読めます。
海外転出届とマイナンバー
1年以上のスペイン留学を予定している方で、住民税・国民年金・国民健康保険の支払いをストップしたい場合は海外転出届(住民票を抜く)の手続きをします。手続きは市区長村役場の窓口です。届け出後に発行される転出証明書は、スペイン留学から帰国後に転入手続きに必要です。
1年以上留学する場合、住民税の課税は1月1日から換算されるので、1月1日を過ぎてからの渡航はその年の住民税支払い義務が発生します。12月31日までであれば翌年の住民税1年分の支払いは必要ありません。
国民年金はカラ期間となりますが遡って支払いが可能なので、留学から戻りを転入届後にカラ期間の支払いをすることも可能です。
マイナンバーも一緒に役所で手続きをしておきましょう。
海外で使いやすいクレジットカードや銀行を探す
海外での引き落とし手数料が安く、キャッシングが可能で緊急時の対応がよいクレジットカード会社や、ネットバンキングが簡単な銀行を探しましょう。
スペインで長期学生ビザを取得する方はいずれ銀行口座を開くと思いますが、短期の場合は日本のクレジットカードで現地のATMから現金を引き出すことが増えるはずです。
日本出発前には海外でキャッシングが出来るか、海外で使用出来るクレジットカードか、引き落としにどれぐらい手数料がかかるのか把握しておきましょう。大きな支払い(語学学校など)がある場合は、使用限度額の確認も必要です。
セキュリティが気になる方はマネーカードを準備しても良いかもしれません。
カードの種類はVISAかMasterがおススメです。アメックスやJTBは一般的ではありません。
日本円をユーロに両替
日本出発前にあらかじめ現金をユーロに両替をしておきます。
日本出国前に日本の空港での両替もOK。スペインの空港についてからや乗り換えの空港での両替は慌ただしいので、オススメできません。
タクシーやバスは20ユーロ札以上の高額紙幣は拒否されることもあるので、日本で両替をする際には、5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ札を混ぜてもらうようにお願いしましょう。タクシーはカード支払い可能
スペイン到着後数日間の生活費として、150ユーロもあれば十分でしょう。スペインでは余り現金を持ち歩く習慣がないので、5ユーロ以下でもカードでの支払いが可能です。
緊急連絡先の確認
- 在バルセロナ日本領事館の住所と電話番号
- クレジットカードや銀行カードの紛失や盗難の際の電話番号、カード番号、カードの有効期限
- 学校の名前/住所/電話番号/緊急連絡先
- アパート、ホームステイ先や学生寮などの住所と電話番号、ホームスティの場合はホストファミリーの名前
上記を控え、貴重品とは別に2カ所に分けて保管しておきましょう。 学校へ空港や鉄道駅からの送迎サービスを頼まない場合は、Google Mapなどで学校やアパート、ホームステイ先や学生寮までの行き方を調べておきましょう。
日本の家族への連絡
- 学校の名前/住所/電話番号/緊急連絡先
- アパート、ホームステイ先や学生寮などの住所と電話番号、ホームスティの場合はホストファミリーの名前
- 国際電話のかけ方やLINE電話、スカイプのアカウントや使い方
- 海外送金を頼む場合は、申込書類の書き方など
最後になりますが日本の家族への連絡はしっかり。思った以上にスペインという遠い国に行くあなたの事を心配しています