スペイン・バレンシア夏の風物詩:オルチャタ(Horchata)

バレンシア名産の夏の飲み物オルチャタ(Horchata)

バレンシア名物と言えばまず本場パエリアやジューシーでおいしいオレンジですが、バレンシア人が、そしてスペイン人が愛してやまない暑いスペインに欠かせない冷たい飲み物オルチャタ(Horchata)も有名です。

オルチャタって何?

この聞きなれないオルチャタ(Horchata)ってなんでしょう?

日本でもスーパーフード「タイガーナッツ」と呼ばれ売られているキハマスゲの地下茎(チュファ)の絞り汁に水や砂糖を混ぜて作られた豆乳のような飲み物で、スペインがイスラム教徒に支配されていた時代に伝わってきたと言われています。

バレンシア人曰く、ミネラルも豊富で子供や妊婦さん、夏の暑さ対策にオススメだとか。(ちょっと砂糖の量が気になりますけど!)

オルチャタの作り方(ビデオ)

オルチャタ(Horchata)の作り方を知りたい方は是非こちらのビデオご覧下さい。スペイン語の勉強にもオススメです。

オルチャタの飲み方

実は私は数年前までオルチャタ(Horchata)はあまり好きではありませんでした。でも何度も飲むうちに見事苦手克服。今では春先に少し気温が上がるとオルチャタ(Horchata)飲みたいなぁって思うようになりました

オルチャタとファルトン

味は独特なので何とも表現出来ませんが、甘味はかなり強く(砂糖抜きも専門店にはあります)、繊維質が少しざらりと舌に残ります。

バレンシア人は右の写真のようにオルチャタ(Horchata)にFarton(ファルトン)という細長い砂糖をまぶした菓子パンを浸して食べます。老若男女ほぼ嫌いなバレンシア人はいないと断言しても良いぐらい街でもよく見かける光景です。

このファルトンは1本から注文も可能ですが、スペイン人は1人3本以上食べる人が多くて驚きです。

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