スペイン学生ビザ申請:宿泊証明書

学生ビザ取得に提出する宿泊証明書

2018年夏ごろから宿泊証明は必要なくなりました。また変更があるかもしれませんので、最新情報はスペイン大使館から入手してください。

スペイン学生ビザ申請の際に必要な宿泊証明書。

宿泊証明書を学校を通して入手する場合と、個人で手続をする場合ではまったく様子が違います。また、大学など公立学校の場合は宿泊施設の斡旋をしていない場合もあるので注意が必要です。

学校が斡旋する宿泊施設を利用する場合

私立のスペイン語学校の宿泊施設を利用するメリットは、なんといっても宿泊証明書の発行が簡単なこと。

多くの語学学校では入学証明宿泊証明はセットになっています。

Hispania, escuela de españoを例に取ると、「○月○日~○月○日まで学校斡旋の○○という住所のアパートに滞在し、宿泊申し込み期間が過ぎた後は個人の裁量により、学校のアパートに残るなり個人で宿泊先を探すことになる」という一文が入学証明書に記載されます。つまりこの一文が宿泊証明となるので新たに書類をする必要がないのです。

学校の宿泊施設はいくらでも延長可能ですが割高なので、スペイン到着後にスペイン人とのシェアアパートを探しましょう。

個人で宿泊施設を見つけた場合

スペインはサイン社会です。
  1. バレンシアにいる友達の家に住まわせてもらおう
  2. 恋人と一緒に住もう
  3. 自分でシェアアパートを探そう
  4. 物価の安いバレンシアで一人暮らしがしたい

個人で宿泊先を手配する理由はこんな感じでしょうか。

個人手配の宿泊先でも交渉次第で学校側が入学許可書に宿泊を証明するという一文を入れてくれるかもしれませんが、通常はスペインでの受け入れ側でNotario(ノタリオ、公証人)に宿泊証明書を作成してもらうことになります。

宿泊証明証は通称Certificado de Alojamientoですが、Notarioでの正式名称はActa de manifestacionesです。

仲の良い友達や恋人ならばその手続も喜んでやってくれると思います。でも、3や4の場合は会ったこともない外国人にどこまで不動産屋や、アパートのオーナーが動いてくれるかかなり疑問です。(その前にまずアパートが見つかるかな?)

更にスペインの場合、不動産屋やシェアアパートのオーナーが気軽に「出来る大丈夫」と安請け合いして後で手続が思った以上に面倒だったので「やっぱりムリ」、と無責任にさじを投げられることもあるので注意!

現在は、Notario(ノタリオ)で宿泊証明書を作成してもらうようですが、2008年あたりは警察署に出向き手続する必要があったようです。また滞在予定先の州で法律が違ったりと色々ややこしいのが事実です。

まずはNotario(ノタリオ)にどのような書類が必要か、どれぐらい時間がかかるのかを確認する必要があります。そして当然書類発行にはお金がかかるし、不動産屋を通した場合は手数料を取られる可能性大です。

私のお勧めは、恋人や友人が「滞在先は我が家へ、手続も全部任せて!」と言ってくれる以外は留学初めはスペイン語学校の宿泊施設に申し込みをし、その後引っ越し先を見つけるなり、同じ場所に住むことにするなりを決めることです。

バレンシア・スペイン留学を通してバレンシアの語学学校に入学申込みをし、学生ビザを申請された方は、宿泊証明期間が、1カ月(4週間)でビザが認可された方もいますが、最近では3か月(12週間)の宿泊証明が必要なケースが出てきました。

短期学生ビザの場合は留学期間全てをカバーする宿泊証明が必要と言われる場合もあります。(判断は在日スペイン大使館がします)学生ビザに関する法律はよく変わるのでスペイン大使館にも確認されることをお勧めします。なるべく学校の宿泊施設の使用を短くしたいという方は、お問い合せください。

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