スペインの大晦日とお正月の過ごし方

スペインの大晦日って何するの?

スペインではクリスマスが終わったら、また1月1日の祝日までお休みはありません!

有給を使いきってしまった人は12月26日から12月31日まで仕事をします。ただし、12月31日は半ドンだったり、スーパーなども通常よりも早く閉店し、レストランは大晦日メニューしかないか、閉店してしまうかのどちらかです。

大晦日のパーティ

大晦日はクリスマスとは違い、友人や恋人とディナーやパーティをすることが多いです。

あるいは家族と夕食を食べてから友人と集まってパーティに出かけたり。

私も独身時代は10年来のスペイン人友達の家の年越しパーティ(食べ物は持ち寄り)に参加していました。私は日本人なので、何と言っても一番喜ばれる巻き寿司を持っていくのが恒例です。みんないい年した大人でしたが、こんな風にかつらかぶったりして大はしゃぎです。

散々食べた後は23時45分頃にテレビをつけ、12時の鐘を待ちます。マドリードのPuerta del Sol(プエルタ・デル・ソル)からの生中継で、鐘の音に合わせてぶどうを12粒食べます。思っている以上に鐘は早くなるので全部食べるの結構大変!

そして鐘が鳴り終わったらみんなで「あけましておめでとう!」ともう一度乾杯です。その後は大抵外に踊りに行き、いつもお開きは明け方。

レストランに行く場合は、大晦日メニューに飲み放題が付いているところが多く、そのまま居座ってもOK。12時には12粒のぶどうもサーブされます。大晦日は都市部では夜遅くまで公共の交通機関のサービスがありますが、夜遅く帰宅の時はタクシーをお勧めします。

スペインの「静かな」お正月の過ごし方

一夜明けてお正月。この日は家族で集まってお昼ごはんを食べる事が多いんですが…我が家の場合は12月31日は夜出かけているので朝起きて食事を用意する気力もないし、まだ大晦日のごちそうがお腹に残っている事も多いのでお正月ランチは特にありません。

私達家族のようにのろのろお昼ごろ起きだして、ぼーっと何もせず、と言う過ごし方をしているスペイン人はたくさんいるはずです。それでも夕方になると、クリスマスシーズンの食べ過ぎを少しでも解消しようと町中に出てどこへ行くとなく散歩をしている人達もみかけます。

そして1月2日から初出勤の人も多いので家族そろってのディナーなどはほぼありません。クリスマスはもう終わり…と思うところですが、実は1月6日まではクリスマス。1月6日に何をするのかはまた別の記事で紹介します!

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